毎朝早めに起きて、コーヒーを飲みながら本を読む。軽く運動をした後シャワーを浴び仕事に向かう。日々のルーティーンというやつだ。
これが出来たらどれだけ良いだろうか。
実際はギリギリまで寝て、ギリギリでシャワーを浴びギリギリで仕事を始める。
これが現実だ。
私は常々ルーティンが欲しいと思っている。
理由は2つ
一つはカッコイイからだ。
稚拙な理由で申し訳ない。
しかし、その人独自の決まり事、キャラクターというべきか、そのような所にアイデンティティを求めてしまう。
もう一つは精神状態を一定に保ちたいからだ。
宮沢賢治のなりたい人のようになりたいのだ。
流石に玄米と味噌と野菜以外も食べたいが
ルーティーンがその一助になるのではと思っている。
毎日同じ事をすれば同じ気持ちになりやすい気がするのだ。
しかし、やってみると難しい。
毎日同じ事をするには、毎日同じモチベーションが必要になる。
つまり精神を一定に保つ為のルーティーンを定着させるには、精神を一定に保つ必要があるのだ。
堂々巡りだ
そういう訳で未だに定着したルーティーンは一つもない。
毎日グミを食べてみたり。
寝る前にココアを飲んでみたり。
朝にストレッチをしてみたり。
色々やってみたが気がつけば元通りになっていた。
またいつもの朝だ。
あれ、これがルーティーンなのでは?
私はルーティーンを持っていた。
毎朝ギリギリまで寝てギリギリでシャワーを浴び
ギリギリで出勤する。
これで今まで生きてきたのだ。立派なルーティーンの一つだろう。