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6割のフィクションと2割の嘘1割の真実で構成されております。

これも一つのルーティーン

毎朝早めに起きて、コーヒーを飲みながら本を読む。軽く運動をした後シャワーを浴び仕事に向かう。日々のルーティーンというやつだ。

 

これが出来たらどれだけ良いだろうか。

 

実際はギリギリまで寝て、ギリギリでシャワーを浴びギリギリで仕事を始める。

これが現実だ。

 

私は常々ルーティンが欲しいと思っている。

理由は2つ

一つはカッコイイからだ。

稚拙な理由で申し訳ない。

しかし、その人独自の決まり事、キャラクターというべきか、そのような所にアイデンティティを求めてしまう。

 

もう一つは精神状態を一定に保ちたいからだ。

宮沢賢治のなりたい人のようになりたいのだ。

流石に玄米と味噌と野菜以外も食べたいが

ルーティーンがその一助になるのではと思っている。

毎日同じ事をすれば同じ気持ちになりやすい気がするのだ。

 

しかし、やってみると難しい。

毎日同じ事をするには、毎日同じモチベーションが必要になる。

つまり精神を一定に保つ為のルーティーンを定着させるには、精神を一定に保つ必要があるのだ。

 

堂々巡りだ

 

 

そういう訳で未だに定着したルーティーンは一つもない。

毎日グミを食べてみたり。

寝る前にココアを飲んでみたり。

朝にストレッチをしてみたり。

色々やってみたが気がつけば元通りになっていた。

 

またいつもの朝だ。

あれ、これがルーティーンなのでは?

 

私はルーティーンを持っていた。

毎朝ギリギリまで寝てギリギリでシャワーを浴び

ギリギリで出勤する。

 

これで今まで生きてきたのだ。立派なルーティーンの一つだろう。