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6割のフィクションと2割の嘘1割の真実で構成されております。

初志貫徹

ゴミを出そうか迷っていた。

ゴミ袋が半分も埋まっていない。

少しもったいない気がして、結局ごみを出さなかった。

 

夜改め思うと、出しておけば良かったなと思う。

 

こういう事がよくある。

結局、私はゴミを出すのが面倒だったのだ。

それならそれで良かった。けれど、私はそれに出さない合理的理由を付けた。

ゴミ袋が勿体ないからと。

する必要のない言い訳を自分にした。結局そのことを後悔している。

面倒だから出さない!としておけば、自分の決めたことだし…と納得もできる。

勿体ないに準じるのなら、次のゴミの日までごみを極力出さない生活をすればいい。

 

中途半端なのだ。

事前に感情論を合理性にすり替え、事後に合理性にゆがみが生じ感情論が返ってくる。

 

ちぐはぐ

 

やはり一貫性は後悔しない方法の一つなんだろうなと思う。